概要

Media Design & Production
to create new perspectives and dialogue.

ものごとの「あいだ」から
新たな視点と対話をつくるメディアデザイン

星ノ⿃通信舎は「あいだ」に軸⾜をおくデザイン活動体です。
間合いの国・ニッポンに息づく「あいだ」の思想を独⾃に研究しながら、
「あいだ」がもたらす新たな視点や対話をさまざまな場⾯につくり、
「メディア」というかたちで機能させていきます。

What We Design

あいだ × デザイン = メディアデザイン

情報媒体として狭義に捉えられることが多いメディア(media)は、語源にあたるミディアム(medium)まで遡ると「媒介物 / 中間物 / 培地」といった意味をもちます。わたしたちは、なにかとなにかの「あいだ」を媒介するもの、考え、⾏為、技術、場所のことを広義の「メディア」として捉え、その関係性を育む「あいだ」というプロセスを重視しながら、⽬には⾒えない仕組みの部分から、⼿にとれる姿形までデザインしていきます。

How to Design

「あいだ」のデザイン科学

デザイン対象となるものの価値や展開を考えるとき、対象の周辺を具体的に調査し、対象⾃⾝がなにとなにの「あいだ」をつなぐ媒介者として機能するかを探します。それにより、単に独⽴した個性ではなく、周辺との関係性のなかで個性を発揮できる独⾃の間合いを⾒つけ、周囲に新たな視点と対話をもたらす「メディア」にしていきます。そして、⾔葉、物語、記号、場所、道具、作法、システムなどを総合的に編集し、「メディア」として社会に機能するための環境をデザインします。

Value of Design

「あいだ」がもたらす持続的な価値

例えば、レストランをなにかとなにかの「あいだ」をつなぐ場所(メディア)として捉えるとき、季節と都市をつなぐ、異国⽂化と⾃国⽂化をつなぐ、植物と五感をつなぐ、など多様なパターンが考えられます。なにかを媒介するときに⽣まれる「あいだ」は、レストランの内外に新たな視点や対話をつくり、⾷べる・語らうといった基本的な機能の上に、季節を感じる、異国の生活⽂化に触れる、未知の植物に出会うといった時間や空間を付加価値として創出します。

これは他の場所あるいはプロダクト、サービス、テクノロジーでも同様です。
なにかとなにかの関係性を良好にかき混ぜるための「あいだ」を⾒つけることで、周囲の環境に新たな視点や対話をもたらす「メディア」としてのポジションが導かれ、独⾃の価値を持続的に社会に還元できる状態が⽣まれます。